人間失格
2008年6月18日
溢れ出る
どこからともなく
あなたには関係ないよ
私は、独りで
望んで
涙を流す
強がって
強がって
弱さを武器に
醜い醜い醜い私
どうぞ
お好きに
殺せば
望むまま
でも独りだから
なにもなにも
真ん中がどこだかわかりません
普通ってなんですか
嫌悪嫌悪
終わりはどこで そこからハジマリ
永遠に 逃げられない
永遠に 永遠に
憎いなら
気に食わないなら
殺せって
いってんじゃん
分からずや
どこからともなく
あなたには関係ないよ
私は、独りで
望んで
涙を流す
強がって
強がって
弱さを武器に
醜い醜い醜い私
どうぞ
お好きに
殺せば
望むまま
でも独りだから
なにもなにも
真ん中がどこだかわかりません
普通ってなんですか
嫌悪嫌悪
終わりはどこで そこからハジマリ
永遠に 逃げられない
永遠に 永遠に
憎いなら
気に食わないなら
殺せって
いってんじゃん
分からずや
dress me up
2008年6月18日 音楽10年近く前の話
涙を流して聴いたこと
涙を流して読んだもの
結局感情は変わらない
そのことに、感動すら、覚える
いまだに涙は溢れるから
美しき少年の 自殺
涙を流して聴いたこと
涙を流して読んだもの
結局感情は変わらない
そのことに、感動すら、覚える
いまだに涙は溢れるから
美しき少年の 自殺
Take Me Inside
2006年6月3日 音楽全身に鳥肌が立ち
アチコさんの目の前で
彼女は歌いながら
かわいく、ちょこんと座るから
私は思わず涙を流し
ぐしゃぐしゃの顔を隠すように、下を向く
アチコさんは、天井を見上げ、歌う
どこかに消えればと
なんだか違う世界で
風を受けてゆれる彼女のスカートに見とれ
たまに笑う彼女の優しい微笑みに見とれ
重い重い
一人で歩く帰り道
声を掛けられて
優しく微笑んで、誘いを断り
私は優しく微笑んだりなんかしない
重い重い体と頭と心で
ふわふわ歩く
ふわふわと
アチコさんの目の前で
彼女は歌いながら
かわいく、ちょこんと座るから
私は思わず涙を流し
ぐしゃぐしゃの顔を隠すように、下を向く
アチコさんは、天井を見上げ、歌う
どこかに消えればと
なんだか違う世界で
風を受けてゆれる彼女のスカートに見とれ
たまに笑う彼女の優しい微笑みに見とれ
重い重い
一人で歩く帰り道
声を掛けられて
優しく微笑んで、誘いを断り
私は優しく微笑んだりなんかしない
重い重い体と頭と心で
ふわふわ歩く
ふわふわと
高校の
楽しくもなんともなかった現国の授業で
この話に初めてふれて
懐かしく懐かしく懐かしむ
何の記憶もないけれど
もう一度授業を聞いてみたいとふと思う
想いおもい思い重い
自分の人生で
一番輝いていたときはいつだったか
ふと考える
戻りたいときは
あるようで、ない
たとえ戻ったとしても
同じ道を
同じ過ちを犯すから
檸檬のように、凛と
本の中で生きられたらと
楽しくもなんともなかった現国の授業で
この話に初めてふれて
懐かしく懐かしく懐かしむ
何の記憶もないけれど
もう一度授業を聞いてみたいとふと思う
想いおもい思い重い
自分の人生で
一番輝いていたときはいつだったか
ふと考える
戻りたいときは
あるようで、ない
たとえ戻ったとしても
同じ道を
同じ過ちを犯すから
檸檬のように、凛と
本の中で生きられたらと
リアルなんて、どこにもない
2006年5月27日雨で
マイケルのおっかけみたいなやつらが
私の行く手を阻むから
とりあえず、うぜぇと吐き捨てて
先を急ぎ
相変わらずみんな黙ればいいのにと
おもいながら
思わず、前へ、前へ
まるで、この傷を見ろと
いわんばかりに
右手を上げる
弱弱しい拳
空を切り、空を切り
頭上を人が通過する
楽しい会話と
音楽へのシビアな思いがぶつかって
いるように思えて
困惑する
このまま死ねば
この一瞬を最後に
何度もの、アンコール
いろんなものが飛ぶ
飛んで、まさしく、飛んで
出てきたあなたをみて
思わず私は満面の笑み
終演後
煙に包まれて
アチコさんを見つけ
どうしてそんなに
やさしく、笑えるのですか?
と、頭の中で
質問をぶつけ
空をきる
傘を失くし
びしょ濡れになって
道を歩く
そこにリアルはない
どこにもリアルなんてない
マイケルのおっかけみたいなやつらが
私の行く手を阻むから
とりあえず、うぜぇと吐き捨てて
先を急ぎ
相変わらずみんな黙ればいいのにと
おもいながら
思わず、前へ、前へ
まるで、この傷を見ろと
いわんばかりに
右手を上げる
弱弱しい拳
空を切り、空を切り
頭上を人が通過する
楽しい会話と
音楽へのシビアな思いがぶつかって
いるように思えて
困惑する
このまま死ねば
この一瞬を最後に
何度もの、アンコール
いろんなものが飛ぶ
飛んで、まさしく、飛んで
出てきたあなたをみて
思わず私は満面の笑み
終演後
煙に包まれて
アチコさんを見つけ
どうしてそんなに
やさしく、笑えるのですか?
と、頭の中で
質問をぶつけ
空をきる
傘を失くし
びしょ濡れになって
道を歩く
そこにリアルはない
どこにもリアルなんてない
どうしてその線を描いたのか 線は他にもあるのだから
枯れてしまった花ばかり描くことに
そんな顔ばかりすることに
白い壁
どうしようもないお人だった
なにひとつ印象に残らなくて
それでも、それは
長い長い、時の中に
感じたことも忘れて
帰り道
とても早く流れる雲に
うれしくなって
傘を閉じて
君が、
無防備に、
浴びるのと、
同じ雨を、浴びる
枯れてしまった花ばかり描くことに
そんな顔ばかりすることに
白い壁
どうしようもないお人だった
なにひとつ印象に残らなくて
それでも、それは
長い長い、時の中に
感じたことも忘れて
帰り道
とても早く流れる雲に
うれしくなって
傘を閉じて
君が、
無防備に、
浴びるのと、
同じ雨を、浴びる