とある 出口に 行きたくて
手を伸ばす 探る探る ひたすらに

   醜くも

でも、だいたい、入り口に入ってもないのに
出口にたどり着けるわけ が なく

それにすら気づかず 

   醜くも

  

まるでそれは、堕胎手術のような

誰にも分からない 感覚

そう私はよく覚えてる


ぐるぐるぐるぐるぐる

   
    
     

      
そう、いつも

かれる日が、いつか来るのだろうか

   
   
どこいってたの

檸檬

2006年5月29日 読書
高校の
楽しくもなんともなかった現国の授業で
この話に初めてふれて

懐かしく懐かしく懐かしむ

何の記憶もないけれど
もう一度授業を聞いてみたいとふと思う

想いおもい思い重い

自分の人生で
一番輝いていたときはいつだったか

ふと考える

戻りたいときは
あるようで、ない

たとえ戻ったとしても
同じ道を
同じ過ちを犯すから

檸檬のように、凛と

本の中で生きられたらと



    


       

画狂人

2006年5月20日 読書
どうしてその線を描いたのか  線は他にもあるのだから

枯れてしまった花ばかり描くことに

そんな顔ばかりすることに

白い壁

どうしようもないお人だった

なにひとつ印象に残らなくて

それでも、それは
長い長い、時の中に

感じたことも忘れて

帰り道
とても早く流れる雲に
うれしくなって

傘を閉じて
君が、
無防備に、
浴びるのと、
同じ雨を、浴びる

   

    
崖から落ちないように

  
   
幸運を祈る

     

疾走

2006年1月7日 読書
映画を見に行った

なんだか悲しい話だった
なんだか悲しい風景があった
いろんな言葉に、泣いた

誰か一緒に生きてください

とてもストレートに、そう

孤独で、孤独じゃなかった

本を読もうと思った

       
    

風の歌を聴け

2005年12月30日 読書
心を麻痺させようと
世界にのめり込もうと
読んだ。

2回目なのに、初めてだった。

   

アフターダーク

2005年12月17日 読書
なんだかよくわからないカフェで
チャイを飲みながら、読んだ

なんだかよくわからないけど
声を出して泣きたくなって
どうしようもなくなって、店を出た

暗い道を歩きながら
声を出して泣いた

そんな本だった

   

宮台真司interviews

2005年10月31日 読書
日本の道徳とはなにか
他人の視線、自分と同じ共同体のメンバーの視線にとらわれることにすぎない
日本人はこの視線に行動を制限されてきた
それが道徳の本質だ


ママに怒られるのが怖くて
僕は人を殺したんだ

マチガイダラケ

    

    

異邦人

2005年10月30日 読書
平常心では読めない

読めば読むほど、壊れていく。

どっちでもいい
たいした問題じゃない
何の意味もない

そんな言葉が、私を壊す。

必死に、意味を見出そうとして
見出したくて
それでも出せなくて

そんな私を壊すんだ。



      
      

空中庭園

2005年10月18日 読書
こんな本、読んだことは、ない
ただ、豊田利晃に興味があるから
映画を見た

揺れる、揺れる
気持ち悪くなった

頭がくらくら、痛く、なった
なんなんだ

苦しい

こんな気分にさせる、豊田利晃は
やっぱりほんとに、すごいや


      
     

人間失格

2005年9月6日 読書
とりあえず、苦笑するしかなく

死にたくなった


     

月魚

2005年8月13日 読書
先輩が
笑顔でさらっと貸してくれた本

「後ろのほうの、夏の雰囲気、俺、けっこう好きだな」

きっと彼が感じたもの、私がかんじたこと
それは、ぜんぜん違う

でも、すごく素敵な世界だった
暑苦しい夏の中にもある
さわやかな記憶、みたいな
それを、感じられたことがただうれしかった

水に沈んだ村
そんな村
見てみたいと思った

    
「なんかお前みたいだったから…」
と、前に付き合ってた男にもらって
 
別に私は、男と同棲もしてないし
男の為に働いてもいないし
水商売もしてないし…
こんなに自分の意思も表現できないし…

どこが似てるって思ったんだか知らないけど

でも、この本をふと手にとって読んでみるたびに
なんか泣きそうになる、いつも

ベッドの上で読んでたら
「なんでこんなタイトルだと思う?」
って聞かれて
なんか嫌になって
寝返りうって、背中を向けた
 
そんな漫画。  

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